

フェス遠征、行くことに決めた!
好きなアーティストを青空の下で見られるなんて、想像するだけでワクワクしますよね。

……で、ホテルはどのあたりに取ればいいんだろう?
わたしも最初はここで止まりました。
地図を見ても土地勘がないのでどこにホテルをとったらいいかわからないし、そもそも「近い=便利」なのかも判断がつかない。
そこで先に結論をお伝えすると、順番はこれだけです。
- 会場へのアクセスを調べる(公式サイトのACCESSページを見る)
- わかりやすい(迷わなそうな)ルートを決めて、その起点の近くで宿を探す
野外フェスは会場によって宿の事情がまったく違うので、「会場に近い宿」を探すのが正解とはかぎりません。
だからこそ、宿より先に当日のルートを決める。
ここさえ押さえれば、探すエリアは自ずと決まってきます。
この記事では、初めてのフェス遠征でやらかしたわたしの失敗談をふまえて、会場タイプ別の宿の探し方と、押さえたい6つの条件、予約のタイミング、予約前のチェックリストをまとめました。
読み終わるころには、「自分の行くフェスなら、このあたりで探せばいい」がはっきりしているはずです。
不安なところだけ先に片づけて、あとはワクワクのほうに集中しましょう。

初めてのフェス遠征でやらかした、ホテル選びの失敗談
まずはわたしの失敗談から。
ワンチャンフェスに初めて参加した年、フェス自体も初めてだったので、宿は「熊本市内ならどこでもいいかな」というくらいの気持ちで、下調べもせず料金の安さだけで決めました。
宿そのものは悪くなかったのですが、フェス遠征の宿として選ぶには考えが甘かったです。
こればかりは実際に行ってみないとわからないな、というのが正直なところです。

失敗① 会場へのルートを、宿を取ったあとに決めた
いちばんの失敗はこれです。
熊本に着いてから会場へのルートを調べたところ、行きも帰りも電車を使うことにしたのですが、そもそもホテルからその電車の駅までが遠かった。
結局タクシーを使うことになり、往復で余計な出費が発生しました。
先にルートを決めて、その起点に近い宿を選んでいれば、まるごと不要だった出費です。
失敗② 大浴場がなく、お店まで「歩いて行ける」立地だった
安さと「熊本市内で、繁華街まで歩いて行ける」というだけで決めたので、大浴場のことや、その距離を疲れた体で歩くことまでは考えていませんでした。
この「歩いて行ける」というのが問題でした。
フェスの帰りは電車で駅まで戻り、そこからホテルまではタクシー。
荷物を置いてから、夜ごはんを買いに繁華街まで歩いて往復しました。
部屋でゆっくり食べられたのはよかったのですが、動線としてはかなり無駄が多かったです。
野外フェスのあとは、想像以上にへとへとです。
元気なときなら何でもない距離でも、そのときは結構しんどいです。
ちなみに初年度のホテルにも、同じフェスに参加するらしき方が泊まっていました。
ぎりぎり選択肢に入る立地だったのか、もしくは残り物だったのかは定かではありません。
失敗③ 朝ごはんの下調べをしていなかった
朝食のつかないプランだったので、翌朝は近くの喫茶店へ。
前日の暑さで食欲もなく、かといって食べたくなるメニューもなく、なんとも残念な朝になってしまいました。
ちなみにこの年は、体力に自信がなかったので1日目だけの参加にしたのですが、あとから出演アーティストのラインナップを知って後悔しました。

それ以来、参加するなら2日通しで、と決めています。
2回目の参加でたどり着いた、正解の選び方
じつは翌年はチケットが取れずに参加できなかったので、次に行けたのはその次の年。
2回目の参加です。
そこで前回の反省を活かして見つけたのが、この組み合わせでした。
- 行き:宿の近くから市電と電車を乗り継いで、会場の最寄り駅へ(熊本の辛島町から御代志駅までのルートです)
- 帰り:桜町バスターミナル着のシャトルバス(初年度の電車での帰りがこたえたので、帰りはバスと決めていました)
つまり、行きと帰りでルートが違うんです。
そこで、その両方の起点に近い新市街エリアのホテルを選んだところ、同じホテルに2年続けて泊まったくらい、大正解でした。
しかもホテルが新市街のなかにあるので、食事も買い物もすぐに済ませることができます。
帰ってからの体の軽さが、初年度とはまるで違いました。
宿から会場までの往復に無駄がないと、それだけで遠征全体の疲れ方が変わってきます。
このときのホテルを含めた、ワンチャンフェス遠征におすすめの宿はこちらにまとめています👇
まず知っておきたい 会場のタイプで宿の探し方が変わる
フェスの宿選びを難しくしているのは、会場によって周辺の宿泊事情がまるで違うことです。
会場の近くに宿がある場所もあれば、まわりに宿泊施設がなく、離れた街から通うしかない場所もあります。
近くに宿がある場合も、中身はさまざまです。
ペンションや民宿が中心の会場もあれば、駅前にビジネスホテルが何軒も並ぶ会場もあります。
前者は「まず部屋を確保できるか」の勝負ですが、後者なら大浴場つきを選ぶような余裕もあります。
つまり、フェスの宿選びに共通の正解はありません。まずは、自分が行くフェスがどのタイプかを知るところからです。
大きく分けると、次の3タイプになります。
タイプA リゾート・観光地型(徒歩圏に宿はあるが、人気ですぐ埋まる)
スキー場や湖畔など、リゾートエリアで開催されるフェスです。
会場に隣接するホテルや、徒歩圏のペンション・民宿があるのが特徴。
荷物を置きに戻ったり、シャワーを浴びてから夜のステージへ、といった動きができます。
| 例 | 会場 | 会場周辺の宿 |
|---|---|---|
| フジロック | 苗場スキー場(新潟) | 会場に隣接する苗場プリンスホテル、徒歩圏に民宿エリア |
| ラブシャ | 山中湖交流プラザきらら(山梨) | 湖畔に徒歩圏の宿が多数(ペンション・ロッヂ・グランピングなど) |
| モンパチフェス | 宜野湾海浜公園(沖縄) | 会場のすぐ近くにホテルあり |
ただし、徒歩圏の宿は人気が高く、すぐに埋まります。
フェスは参加人数が多いので、宿の数がそれなりにあっても追いつきません。
オフィシャルツアーの抽選でしか取れない宿もあるので、取れなかったときはタイプB・Cの考え方に切り替えることになります。
もうひとつ注意したいのが設備面です。
ペンションや民宿は、大浴場やコインランドリーがなかったり、コンビニが近くになかったりすることもあります。
「近い=快適」とは限らないので、このあと紹介する6つの条件で確認してみてください。
タイプB 市街地型(沿線に宿が多く、宿の選択肢が広い)
このタイプの強みは、会場までの沿線に宿がたくさんあること。
会場の最寄り駅前にも泊まれますし、そこがいっぱいでも、同じ路線を数駅ひろげれば選択肢が一気に増えます。
乗り換えなしで通えるので、当日も迷いません。
3つのなかで、いちばん宿に困らないタイプです。
| 例 | 会場 | 宿の目安 |
|---|---|---|
| ロッキン | 蘇我スポーツ公園(千葉) | 蘇我駅前に数軒。千葉駅周辺に多数。東京泊も可能 |
| サマソニ 東京会場 | 幕張メッセ・ZOZOマリンスタジアム | 海浜幕張駅の周辺にホテルが集まる。会場とデッキで直結の宿もあり |
たとえばサマソニの東京会場は、海浜幕張駅から会場まで徒歩5分ほど。
駅の周辺には徒歩数分のホテルが何軒もあり、なかには幕張メッセとペデストリアンデッキでつながっているホテルもあります(2026年7月時点)。
ビジネスホテルが選べるので、大浴場やコインランドリーといった設備の条件で絞りやすいのも、このタイプの強みです。
ロッキンの蘇我は少し事情が違って、駅前のホテルは数軒ほど。
それでも同じ路線で千葉駅まで出ればたくさんありますし、東京方面に泊まることもできます。
駅前が取れなくても行き先を変えずに済むのが、このタイプのありがたいところです。
ただし、選びやすいぶんコスパのいい宿から埋まっていきます。
とくに会場徒歩圏のホテルは、日程が発表された時点で動く人がいると思っておいてください。
タイプC 郊外・臨海型(会場周辺に宿がほとんどない)
港湾エリアや郊外の広い公園で開催されるフェスです。
会場のまわりに宿泊施設がほぼないので、少し離れた街か、会場から離れた中心都市に泊まって通うことになります。移動はシャトルバスか電車、車のいずれかです。
| 例 | 会場 | 宿の目安 |
|---|---|---|
| ライジングサン | 石狩湾新港(北海道) | 石狩市内に数軒。定番は札幌市内 |
| サマソニ 大阪会場 | 万博記念公園(大阪・吹田) | 会場のまわりは少ない。大阪モノレール沿線や新大阪・梅田から通う |
| ワンチャンフェス | 御代志駅エリア(熊本市の北) | 熊本市内。桜町バスターミナル発着のシャトルバス基準で選ぶ |
このタイプは、会場からの距離ではなくシャトルバスの発着場所や最寄り駅からの距離で選ぶのが正解です。
わたしが失敗したのも、まさにこのタイプでした。
ちなみに同じサマソニでも、東京会場はタイプB、大阪会場はタイプCです。
同じフェスでも、会場が違えば宿の探し方も変わります。
名前で判断せず、その年の会場で確認してくださいね。
自分の行くフェスがどのタイプかまず確認する

宿を探しはじめる前に、公式サイトのACCESSページで次の3つを見ておいてください。
- 会場の最寄り駅はどこで、そこから会場まで何分か
- シャトルバスの乗降駅(行きに乗る場所と、帰りに降りる場所。ルート違いで複数あることも)
- オフィシャルの宿泊ツアーがあるか、あるならどのエリアの宿か
特に3つめは、そのフェスで実際に泊まる人が選んでいるエリアがわかるので参考になります。
申し込まなくても、見るだけで土地勘がつかめますよ。
※この記事で紹介しているフェスの会場や周辺の宿の情報は、2026年7月時点のものです。会場は変更されることもあるので、宿を探す前に必ず公式サイトで最新の情報を確認してくださいね。
フェス遠征のホテル選び 押さえたい6つの条件
ここからは、失敗をふまえてわたしが実際にチェックしている6つの条件を紹介します。
上から順に優先度が高いので、全部そろわない場合は上から満たしていくイメージで選んでみてください。

① 立地 行きと帰りのルートを先に決める
くり返しになりますが、フェス遠征の宿選びで最優先は立地です。
そしてフェスの場合、会場に近い宿から順に埋まっていきます。
参加人数が多いイベントなので、これはもう避けられません。
多くのフェスがシャトルバスを運行しているのも、理由のひとつはここにあると思います。
もう少し正確にいうと、埋まっていくのは「近い宿」のなかでもコスパのいい宿からです。
残っているのはたいてい料金の高いホテル。
「近いところがまだ空いてる」と思って開いてみたら、予算をはるかに超えていた……というのはよくあります。
つまり多くの人は、会場から離れた宿に泊まって通うことになります。
ここで効いてくるのが「どのルートで通うか」です。
まず、通う手段を決める
会場までのルートは、だいたい次の4つのどれかになります。
| ルート | 宿を探す基準 |
|---|---|
| ① 電車などの公共交通機関 | 利用する沿線にある宿。乗り換えの少ない駅の周辺 |
| ② 車 | 駐車場のある宿。会場周辺の駐車場が予約制かどうかもあわせて |
| ③ シャトルバス | 発着のバス停の近く。ルートが複数あることもあるので、自分が使う便の発着場所で確認 |
| ④ 徒歩 | 会場の徒歩圏。取れたらいちばんラク(ただし争奪戦) |

ここが決まると、探すエリアが自動的に決まります。
逆にここを決めずに宿から探すと、わたしの初年度のように「泊まってから駅が遠いと気づく」ことになります。
そして、行きと帰りでルートが違うことがある
見落としやすいのがここです。
行きは電車でも行けるけれど、帰りはシャトルバスのほうがラク。
フェスではこういうこともあります。
わたしもワンチャンフェスでは実際そうしています。
なので、宿を探す前にこの順番で決めておくのがおすすめです。
- 行きはどの手段で、どこから会場に向かうか
- 帰りはどの手段で、どこに着くか
- その両方の起点から歩ける範囲はどこか
この3ステップを踏んでからホテルを探すと、選択肢が絞れて迷わなくなります。
あわせて、夜ごはんをどこで食べるかまで含めて動線を考えておくと、当日がかなりラクになります。
フェス後に食事を済ませてからホテルに帰れるルートだと、部屋に着いたあとは休むだけになりますよ。
両方の起点に近い宿が取れないときは、帰りを優先する
とはいえ、行きの起点と帰りの起点の両方から近い宿が、いつも見つかるとは限りません。
どちらか一方しか選べないときは、帰りを優先してください。
行きはまだ比較的元気なので、多少歩いたり乗り換えたりしても、そこまで苦になりません。
移動そのものが遠征の楽しみでもあります。
でも帰りは違います。
一日中フェスを楽しんだあとは、自分が思っている以上に体力を消耗しています。
そこから何十分も歩くのは、なかなかこたえます。
ただし、ひとつだけ例外があります。
帰りに外でごはんを食べるつもりなら、一度お店に立ち寄ることになるので、そこから宿まで多少歩いても許せる範囲かなと思います。
この場合は、行きのラクさを優先する余地が出てきます。
同じ「徒歩15分」でも、途中でごはんを食べて休憩を挟むのと、フェス後の疲れた体で歩くのとでは、体感がまったく違います。
当日の過ごし方とセットで考えてみてください。
② 洗濯できる環境 コインランドリーか、洗濯機つきの部屋か
フェス遠征でアリーナ公演と大きく違うのが、ここです。
野外フェスでは、服もタオルも汗や泥でドロドロになります(笑)。
その日のうちに洗っておけば、着替えやタオルなど翌日以降も使えるので、持ち物を減らせるのが大きなメリット。
帰ってからの洗濯物の量も変わってくるので、私のようなアラフィフ主婦たちからすればかなり助かります。
2日通しで参加する方や連泊する方は、優先度高めでチェックしてみてください。
逆に1日だけの参加なら、必須というほどではありません。
洗濯できる環境には、大きく2つの選択肢があります。
ホテルのコインランドリー
いちばん一般的なのがこちら。洗濯・乾燥とも有料のところがほとんどです。
そして知っておいてほしいのが、フェスの期間中、ホテルのコインランドリーはかなり混みます。
同じ状況の人が同じホテルに何十人も泊まっているので、当然といえば当然です。
特に並ぶのが乾燥機。
洗濯機はなんとか回せても、乾燥までは順番が回ってこないことも多いので、最近は部屋に干すことを前提にフェス遠征をしています。
設置階と台数、利用できる時間帯は確認しておきましょう。
私はいつも部屋干し用のハンガーや小さな洗濯ピンチを持っていくようにしています。
コンドミニアムタイプのホテル
そしてもうひとつ、フェス遠征ではコンドミニアムタイプが意外におすすめです。
マンションの一室のような造りで、キッチンや洗濯機が備え付けになっているタイプのホテルです。
いちばんの魅力は、なんといっても部屋の洗濯機。
- 順番待ちがなく、好きなタイミングで回せる
- 洗濯機の使用は無料のところが多い
- ホテルによってはアメニティで洗剤をつけてくれることもある
タイプによって設備は違っていて、部屋に洗濯機だけあって乾燥機は共用(有料)というところもあれば、洗濯乾燥機が部屋についているところもあります。
予約前にどちらか確認しておくと安心です。
冷蔵庫が大きめなのもうれしいポイントです。
ホテルの小さな冷蔵庫と違って、飲み物も食べ物もまとめて入ります。
前日のうちに翌日食べるものを買っておけば、フェス当日は帰ってくるだけ。
疲れきった状態で食べるところを探さずに済みます。
冷凍庫がついていれば、さらに便利です。
氷を作れますし、保冷剤を凍らせておけば翌日もそのまま使えます。
夏フェスではこれがかなり嬉しいですね。
ただし、大浴場がないことがほとんどです。
お風呂を優先するか、洗濯とキッチンを優先するか。
連泊する方は、ここを天秤にかけて選んでみてください。
フェス遠征の持ち物は、こちらの記事にまとめています👇
③ 大浴場
汗だくで帰ってきたあと、広いお風呂でゆっくり疲れを癒せたら最高です。
ただ、大浴場のいちばんの利点はそこではありません。

2人以上で泊まるなら、お風呂の順番待ちがなくなること。
これがいちばん大きいです。
部屋のお風呂はひとつしかないので、必ずどちらかが待つことになります。
フェスのあとのお風呂の順番待ちは、睡魔との戦いです。
先に入ったほうも、待たせていると思うとゆっくりできません。
大浴場なら、2人同時に入って同時に終わります。そのあとの時間をまるごと休息にあてられるので、翌日の体力が変わってきます。
天然温泉つきのホテルや、高層階に大浴場があるホテルもあるので、複数人での遠征なら優先度を上げて探してみてください。
なお、大浴場の利用可能時間はホテルによって違います。
夜遅くに戻ることを考えると、何時まで入れるかは予約前に確認しておくと安心です。
④ 朝食 つけるかどうかより、どこで食べるか
フェス当日の朝は、しっかり食べて体力をつけておきたいところ。
ただ、朝食つきプランは料金が上がりますし、朝からビュッフェを食べきれないこともあります。わたしの場合はこう使い分けています。
- フェス当日の朝:近くの喫茶店のモーニングか、前日に買っておいたもので軽めに
- チェックアウトする日の朝:朝食が評判のホテルなら、最終日に食べる
大事なのは「朝食つきにするかどうか」よりも、朝ごはんをどこで食べるか決めておくこと。
ここを決めずに当日を迎えると、わたしの失敗談のようになります。
ちなみにホテルの朝食を最終日に食べるのは、ゆっくり食べたいからです(笑)。
遠征のごはんは、地元のスーパーが狙い目

朝ごはんにも夜ごはんにも使える手をひとつ。
ご当地の居酒屋や飲食店ももちろん楽しいのですが、わたしがおすすめしたいのは地元のスーパーです。
- お店で食べるよりかなり安く済むので、コスパがいい
- 最近のお惣菜はクオリティが高くて、普通においしい
- その土地でしか売っていない食材やお惣菜が並んでいて、見ているだけでも楽しい
遠征はチケット代・交通費・宿代でそれなりにかかるので、食費を抑えられるのは大きいです。
しかも安く済ませるだけでなく、旅先の感じもしっかり味わえます。
お土産をスーパーで買うこともありますよ。
そんなわけで、宿を選ぶときは徒歩圏にスーパーがあるかもあわせて見てみてください。
営業時間もチェックしておくと安心です。
フェスから戻る時間に開いているか、朝は何時から開くか。
ここまで見ておくと、当日あわてずに済みます。
⑤ 駐車場
車で遠征する方は必ずチェックしてください。ホテルによって条件がかなり違います。
見ておきたいのはこのあたりです。
- 直営か提携か(直営のほうが安心。提携は満車のリスクがある)
- 料金は1泊いくらか
- 予約が必要か(要予約のところもあります)
- 出し入れが自由か(24時間出し入れ可能だと早朝出発にも便利)
- 駐車場からホテルまでの距離
見落としやすいのが最後の項目です。
提携駐車場の場合、ホテルの建物とは別の場所にある近くのコインパーキング、ということがあります。
徒歩数分でも、荷物を持って往復すると地味に負担になります。
満車のときは自分で別の駐車場を探すことになるので、予約前に提携駐車場の位置を地図で見ておくと安心です。
⑥ チェックイン・チェックアウトの時間
地味ですが、フェス当日の動きに直結します。
- チェックインが早い(14:00〜など)→ 荷物を置いて身軽に会場へ向かえる
- チェックアウトが遅い(11:00など)→ 翌日ゆっくり支度できる
野外フェスは大きな荷物を持ち込めないことが多いので、会場に行く前に荷物を預けられるかどうかは大事なポイントです。
チェックイン前・チェックアウト後にフロントで荷物を預かってもらえるか、セルフロッカーがあるかもあわせて確認しておくと、身軽に動けます。
ホテルはいつ予約する?

基本は、チケットの当選が確認できてからで大丈夫です。
フェスの場合、いちばん早い先行の時点では出演アーティストがまだ発表されていないことも多く、この段階で申し込む人はそこまで多くありません。
なので一次で申し込むなら、結果を待ってから宿を探しはじめても間に合うことがほとんどです。
もちろん、泊まりたいホテルがもう決まっているなら、申し込み前に押さえておくのもありだと思います。
ただし、人気のフェスは注意が必要です。
先行抽選に何度も落ちて、最後の一般発売でようやく確保できた……というケースもよくあります。
その時点でホテルを探し始めると、安くて条件のいい宿はもう埋まっていることが多いんです。
宿は、コスパのいいものから順に消えていきます。
空室が残っていても、そこにあるのは料金の高いホテルばかり。
「まだ空いているから大丈夫」は、フェス遠征では通用しないと思っておいてください。
同じ日程でも、早く動いた人と出遅れた人とでは、選べる宿の数も変わります。
特に、選べる宿がかぎられる会場へ遠征する場合は、より早めの確保が安心です。
さきほどのタイプAとタイプCがこれにあたります。
リゾート地の徒歩圏の宿も、周辺に数軒しかない街の宿も、あっという間に埋まります。
チケット当選前にホテルを予約するときは、必ずキャンセル料無料のプランを選んでください。
あわせて、キャンセル料がいつから発生するかも確認しておくと安心です。
前日や3日前まで無料の宿なら、リセールで手放すことになっても慌てずに済みます。
タイプAのフェスは、オフィシャルツアーの宿泊プランが抽選になることもあります。
申し込みの受付時期は公式サイトで早めに確認しておいてくださいね。
予約サイトの選び方
わたしは主要な予約サイトを比べて、こう決めています。
- 同じ部屋なら、料金が安いほう
- 料金が同じなら、ポイント還元が多いほう
そして、使うのは国内の予約サイト(楽天トラベル・じゃらん・Yahoo!トラベル)に絞っています。
海外の予約サイトは料金が安く見えることもありますが、トラブルが起きたときの対応が不安なので、基本的には選びません。
遠征は日程を動かせないので、確実さを優先しています。
それと、口コミは食い気味に読みます。
なかでも必ず見るのが、清潔感についての声です。
泊まったホテルが残念だと、せっかくの楽しい遠征そのものの満足感が半減してしまいます。
そうならないように、ここは時間をかけて読むようにしています。
予約前チェックリスト
最後に、予約ボタンを押す前に確認しておきたい項目をまとめました。
| 項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 会場タイプ | 徒歩圏に宿があるか/街から通うタイプか |
| 通うルート | 電車/車/シャトルバス/徒歩のどれか。行きと帰りで違うか |
| 立地 | 行きの出発地点・帰りの到着地点の両方から歩けるか |
| チェックイン/チェックアウト | 何時から入れて、何時まで滞在できるか |
| 荷物預かり | チェックイン前・チェックアウト後に預けられるか |
| 洗濯できる環境 | コインランドリーの有無/料金/台数。または部屋に洗濯機があるか(乾燥機は部屋か共用か) |
| 大浴場 | ありなし/無料か有料か/何時まで入れるか |
| 朝食 | ありなし/料金/提供時間 |
| 周辺の店 | スーパー・コンビニ・飲食店が徒歩圏にあるか/営業時間は何時から何時までか |
| 駐車場 | 直営か提携か/料金/要予約か/ホテルからの距離 |
| ホテルタイプ | ホテルかコンドミニアムか(コンドミニアムは洗濯機・キッチン・冷蔵庫つきで連泊向き) |
| キャンセル規定 | キャンセル料が発生するのは何日前からか |

このまま予約サイトの画面と見比べながらチェックしてみてください。
保存しておくと、予約画面を見ながら確認できますよ。
フェス別のおすすめホテル記事
具体的な宿は、フェスごとにまとめています。
よくある質問
Q. 前泊と後泊、どちらがおすすめ?

可能であれば両方がおすすめです。
フェスは朝から始まるので、前泊しておくと当日の朝に余裕ができます。
会場での休憩場所を早めに確保できるのも前泊のメリットです。
そして、トリまで見届けるつもりなら後泊はほぼ必須。
終演後の時間帯から自宅まで帰るのは、遠方だと現実的ではありません。
どちらか一方しか取れない場合は、後泊を優先するのがおすすめです。
フェスのあとの移動がいちばんこたえるので。
Q. 会場から近ければ近いほどいい?

会場のタイプによります。
徒歩圏に宿があるフェスなら、近い宿が取れると動きはかなりラクになります。
荷物を置きに戻ることもできるし、終演後もすぐ休めます。
ただ徒歩圏の宿は人気が高く、早い段階で埋まってしまいます。
一方、会場のまわりに宿泊施設がほとんどないフェスもあります。
この場合は会場からの距離ではなく、シャトルバスの発着場所や利用する路線の沿線から近いかを見たほうが、結果的にラクに移動できます。
また、近くても大浴場やコインランドリーがない、コンビニが遠い、という宿もあります。
距離だけで決めず、6つの条件とあわせて見てみてください。
Q. コインランドリーがないホテルだと不便?

1日だけの参加なら、必須ではありません。
ただ、汗だくになったフェス服をそのまま持ち帰るのは正直つらいので、連泊する方や洗濯して帰りたい方にはあると助かる設備です。
なお、コインランドリーつきのホテルでも安心はできません。
フェスの期間中はかなり混みます。
特に乾燥機は順番待ちになりやすいので、部屋に干すことを想定して部屋干し用に使い捨てのハンガーか、折りたたみのハンガーやコンパクトな物干しピンチがあると助かりますよ。
順番待ちが気になる方は、部屋に洗濯機がついているコンドミニアムタイプを探してみるのもひとつの手です。
いつでも回せるぶん、こちらのほうが気楽かもしれません。
Q. 宿泊税はかかる?

自治体によってかかります。
近年は導入する自治体が増えていて、宿泊料金とは別にチェックイン時などで支払うことが多いです。
1人1泊あたり数百円程度でも、連泊や複数人なら差が出るので、予算に入れておくと安心です。
遠征先の自治体で導入されているかは、事前に確認しておくのがおすすめです。
Q. 女性ひとりでのフェス遠征でも大丈夫?

問題ないと思いますが、宿選びでは夜道の明るさを見ておくと安心です。
フェスの終演後は暗くなってから宿に戻ることになるので、駅前や大通り沿いなど、遅い時間でもひと通りのある場所にある宿を選ぶようにしています。
まとめ
フェス遠征のホテル選びは、まず自分の行くフェスがどのタイプの会場かを確認するところから。
- タイプA リゾート・観光地型:徒歩圏に宿はあるが人気ですぐ埋まる。設備面は要チェック
- タイプB 市街地型:沿線に宿が多く、選択肢が広い。選びやすいぶん早い者勝ち
- タイプC 郊外・臨海型:会場からの距離ではなく、シャトルバスの発着場所や最寄り駅からの距離で選ぶ
そのうえで、次の6つを上から順にチェックするのがおすすめです。
- 立地(電車・車・シャトルバス・徒歩のどれで通うか。行きと帰り、両方の起点から歩けるか)
- 洗濯できる環境(フェス期間中のコインランドリーは混む。部屋に洗濯機のあるコンドミニアムも候補に)
- 大浴場(2人以上ならお風呂の順番待ちがなくなるのが大きい)
- 朝食(つけるかどうかより、どこで食べるか。地元のスーパーが狙い目)
- 駐車場(車なら直営・料金・ホテルからの距離を確認)
- チェックイン・チェックアウト(荷物を預けられるかもあわせて)
そして何より大事なのが、宿を探す前に会場までの行き帰りのルートを決めておくこと。
わたしは初年度にここを飛ばしてしまい、余計なタクシー代を払い、無駄に歩きまわることになりました。
逆に、ルートを決めてから宿を選ぶようにしてからは、遠征全体がびっくりするほどラクでした。
フェスは楽しい分、体力の消耗も大きいイベントです。
宿選びで無理をなくしておくと、そのぶんフェス本編を思いきり楽しめますよ。

素敵な遠征になりますように!
フェスごとの具体的なホテルはこちら👇
アリーナ・ホールでのライブ遠征の宿選びはこちら👇
当日の服装や持ち物はこちら👇






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