【女性の一人暮らし】退去時の立ち会いは不要?不要な理由と対策

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退去時には「立ち会い」をするのが当たり前だと思われていますが、実は退去時の立会いは必須ではありません。

最近は立ち会いをしなくても退去手続きがスムーズに進むケースが増えています。

この記事では、立ち会いをしなくても問題ない理由と、スムーズに退去する方法を解説します。

退去立ち会いとは?基本ルールを解説

「退去立ち会い」とは、賃貸物件を退去するときに管理会社や大家(物件によっては両方)と一緒に室内をチェックする作業を言います

主な目的としては以下の3点があります。

  • 原状回復の範囲の確認
  • 敷金の精算についての話し合い
  • 設備の破損や修理の有無の確認

ただし、最近では立ち会いなしで退去手続きを済ますケースが増えています。

退去時立ち会いをしなくていい理由

実は賃貸物件の管理というのはあまりお金にならないので、修繕金額を多めに請求し、儲けを取っている管理会社が少なくありません。

強面スタッフに修理費用を強要される可能性がある

立ち会いの日に来たスタッフが強面で、解約の精算書に不満があっても女性一人では怖くて断りきれずに承諾してしまうといういうケースが後をたちません。

立ち会いなしでも原状回復費用は適正に精算できる

家具や家電を全て回収し、空っぽになった室内をくまなく写真や動画に収め、証拠に残しておけば修繕費用を水増しされる心配はありません。

もし不当に修繕費用を請求されても、国交省の出しているガイドラインに沿って適正に請求されているか確認し、訂正を要求できます。

退去通知と鍵の返却で退去は成立する

立ち会いをしなくても、退去通知と鍵の返却だけで退去自体は成立します!

その場合、補償付きの郵送方法を利用するなど鍵の返却は確実に相手に届く形でするようにしましょう。

退去立ち会いをしない場合の手続き方法

退去通知を管理会社に送る

契約書で何日前(30日前など)に通知しなければいけないかを確認し、退去する日から逆算してその日までに管理会社や大家に届くように送付します。

ほとんどの物件が30日(1ヶ月)前ですが、中には2ヶ月前通知の物件があるので契約書を必ず確認してくださいね!

退去通知の書面は、管理会社が用意したものでなくても、ネットで検索して見つけたものを自分で用意してもどちらでもOKです。

退去日までに荷物を引き上げる

退去日までに引越し業者などに頼んで荷物を全て引き上げます。

自分で設置したエアコンや温水洗浄便座などは、物件の価値を上げるものなので残置物として引き上げなくてもいいものもありますが、その場合は事前に管理会社などに確認してください。

部屋の中の写真や動画を撮影する

部屋の中が空っぽになったら、スマホでいいので部屋の中をくまなく撮影しておきます。

写真や動画を撮って証拠として残しておくことで後々のトラブルを防ぐことができます

鍵の返却

入居時に受け取った全ての鍵を返却します。

複製した場合は、複製した鍵も全て返却してください。

返却方法は対面でも郵送でも大丈夫ですが、必ず相手に届いたとわかる方法で返却してください。

管理会社によっては違う方法を案内される場合もあるので、必ず確認してください。

原状回復の書類やガイドラインを確認

物件によっては、管理会社が契約書と一緒に書類として原状回復の書類を用意していた場合があるので、前もって確認してください。

国土交通省が出している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」も確認しておくこともお勧めします。

送られてきた精算書を確認

しばらくすると管理会社などから精算書が送られてくると思うので、明細を必ず確認して納得できない内容があればメールなど残る方法で交渉をしてください。

この時のポイントは、必ず記録に残るようにするということです!

メールでもLINEでもいいので内容が残る方法でやり取りを進めてください。

内容に納得いくまではサインに応じないようにしてください。

原状回復費用を精算

納得いく内容になったら書類にサインをし、原状回復費用を支払い退去手続きは終了です。

立ち会いをしない場合の注意点

退去前に自分でできる修繕がないか確認

軽微な傷や汚れは自分で掃除・修繕すれば費用が抑えられます。

火災保険の借家人賠償で費用が出ることもあるので保険の内容を確認して、住んでいる間に直しておきましょう。

火災保険は退去後は使えないので注意してくださいね!

クリーニング費用の請求内容の確認

契約時にクリーニング費用を支払っている場合は退去時に払う必要はありません。

トラブルが発生したら消費者センターに相談

不当な請求を受けたり、訂正を要求しても直してくれない場合は消費者センターに連絡してください。

独立行政法人国民生活センター 賃貸住宅の原状回復トラブル

まとめ

女性の一人暮らしなら、退去時の立会いはしない方が安心なことがあります。

そもそも「退去立会いは必須ではない」ということを理解しておきましょう。

立会いなしで退去手続きをする場合は、必ず部屋の写真や動画を撮り、証拠を残しておきましょう。

そして退去後管理会社とやり取りをする場合は、電話ではなくメールやLINEを使って記録に残すことが大切です。

退去した後のやり取りなので、慌てず落ち着いて対処することができますね。

事前にしっかりを準備して、安心して新生活に向けて気持ちよく引越しの準備を進めてくださいね!

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