フェリー旅の魅力を徹底解説!さんふらわあで九州に行ってみた!

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先日、友人と一緒に「さんふらわあ」で九州へ念願のフェリー旅をしてきましたよ!

これまでフェリーに乗ったことはありましたが、船中泊は初めてだったのでワクワクでした。

船酔い防止には「でんぐり返りをして三半規管を鍛える」というネットで見た方法を実践し、体調も万全です(だいぶ笑われましたけど)。

今回同行の友人は九州の出身で、フェリーでの船中泊には慣れていますが、さんふらわあは初体験だったため、2人とも出発前から興奮気味でした。

予約と料金

今回の旅行ではさんふらわあの公式サイトで予約しましたが、旅行サイトではお得なパッケージツアーなど好みに応じて予約できます。

公式サイトでは、乗船日の3ヶ月前から予約することができます(今日が9月8日なら12月7日までの日付で予約可能)。

予約の際は同行者の情報も全て入力する必要があるので、同行者の情報はすぐわかる状況にあると安心です。

フェリーを予約するのは初めてだったので、すぐいっぱいになるかもと心配で乗船予定日の3ヶ月前にすぐ予約しました。

予約を進めていくと、部屋選択の時にお目当てのプライベートツインのお部屋がなくなっていたので、やっぱりすぐに無くなるんだ…とがっくりしたのですが、プライベートシングルツインという1台がソファベッドのお部屋をとりあえず予約しました。

プライベートシングルツインはプライベートツインより少しお安かったのですが、どっちがソファに寝るかという問題が出てくるので、プライベートツインに空きが出たら変更しようとマメにサイトをチェックしていました。

数日後、公式サイトをチェックするとプライベートツインのお部屋に空きが出ていたので、すぐに部屋変更の手続きをすると、差額1,500円で部屋の変更をすることができました。

部屋の変更は、予約の際に返信されるメールに記載のあるURLから予約照会ですぐに変更できました。

最終的な料金は、プライベートツイン・平日大人2人・徒歩利用で29,220円でした。

ネット予約での料金の支払いはクレジットカードコンビニエンスストア、ペイジー(PayEasy)対応の銀行ATM/ネットバンキングが可能です。

公式サイト

フェリー乗り場までの道のり

わたしたちが今回利用するのは、大阪〜大分別府間を運行するさんふらわあ くれないです。

さんふらわあ くれないのフェリー乗り場は大阪南港ATCにあります。

乗り場の最寄り駅まで何度か乗り換えが必要でしたが、奈良周りで行くと乗り換えが簡単で駅の案内も分かりやすく、「トレードセンター前駅」までスムーズに到着できました。

ニュートラムの車両はカラフルで可愛らしく、旅の始まりからテンションが上がります。

駅からフェリー乗り場までも迷うことなく、無事に到着。

スムーズな乗船手続き

公式ホームページで確認したところ、60分前までに乗船手続きを済ませる必要があると記載されていたので、余裕を持ってターミナルに到着。

ターミナルに着くと、親切な職員さんが声をかけてくれ、ネット予約の人はメールで届くQRコードで直接乗船手続きができると教えてくれました(後で見ると、メールに窓口での手続きが不要なことも時間になれば直接乗り場まで来てくださいということも書いてありました)。

思いがけず時間に余裕ができたので、ターミナルの前で開催されていた期間限定の沖縄フェアで特産品を見たり、船内で飲む水やコーヒーを待合所の前のコンビニで買ったり待ち時間を楽しむことができました。

いざ乗船、そして船内へ

コンビニで会計をしていると、いつの間にか乗船を知らせるアナウンスが流れていました。

急いで乗り場へ向かうとすでに乗船手続きを待つ列ができていましたが、順番を待っている間にも今から乗り込むさんふらわあを友人と2人で興奮しながらカメラに収めていました。

そうこうしている間にわたしたちの番が来たので、当日届いたメールに記載されていたQRコードを使って無事乗船手続きを済ませ、いざ乗船。

このQRコードは部屋に入るための鍵にもなるため同行者と共有しておいてくださいとのこと。

QRコード共有のやり取りは、出港前の電波状況のいい時に済ませておくと安心です。

↓乗船口ではスタッフの方が出迎えてくれます。

乗船するとすぐに目に入る美しい大階段や広々としたロビーに圧倒されつつ、まずは荷物を客室に置き、混む前にレストラン「瀬戸内ビュッフェ」へ向かいました。

↓圧巻のアトリウムの大階段

豪華な瀬戸内ビュッフェ、そして出航

レストランで食事のチケットを購入する際、現金だけでなくクレジットカードも利用できます

ただ、カードは機械が少し処理に時間がかかっていたので、スムーズに支払い手続きをするなら現金がいいかもしれません。

レストラン内に入ると、窓際の席はすでに確保された後(ショック!)。

仕方なく窓からは遠いものの座り心地は良さそうな席を確保してすでに行列のビュッフェコーナーへ。

順番を待っていると、お刺身をガッツリ盛っている人や、美味しそうなをお皿に料理を山盛りにした人が通り過ぎていく…。

どれ見ても美味しそう!でも、お刺身残ってるか…?

友人と2人で不安になっているところに、遠目からでもどんどん追加されていくお料理たち。

やっと順番が回って来たのでトレイを準備して、少しずつ出来るだけたくさんの種類のお料理を取っていく。

お刺身は油の乗ったハマチ(ブリ?)とサーモン、つやつやのイカ刺し、大分の郷土料理のりゅうきゅうに乗せる漬けのお刺身もありました。

大分の郷土料理のとりめしにオリジナルカレー、焼きそばにおでん、冷たい出汁が美味しい香川一福かけうどんまで。

デザート以外は一通りまとめて席に戻り、念願のビール(別料金)も仕入れてさあいただきます!

盛り付けセンスなくてすみません…。

食べ始めると間もなく出航のアナウンスが…。

アナウンスが船内に流れだすや否や窓の外に見える景色が少しずつ動きだしました。

窓際の人が外に向かって手を振っている…!

ご飯の後に出航の銅鑼(ドラ)を聴いて甲板に出て手を振る予定だったのに、時間的に全然無理でした…。

ここで少しテンション下がりましたが、気を取り直して食事の続きです。

お刺身が思った以上に厚みがありボリューミーで、脂がのってて新鮮でとても美味しかったです。

お刺身はもちろんだけど、個人的にアジのマリネ?とおでんの大根がめっちゃ美味しかったです。

ハンバーグもカレーも美味しくて食べ過ぎてしまいました…。

チョコフォンデュや盛りだくさんの果物のデザートまであったのに、1回目で欲張りすぎて2回目が行けなかったのがほんとに心残り…。

友人が取ってきてくれたデザートを少しつまむぐらいでもう限界…笑

ビュッフェはお刺身や郷土料理、豊富なメニューに大満足でした。

予期せぬ体調不良とプロジェクションマッピング

↓ショップには豊富なお土産物や、さんふらわあの可愛いグッズが売っています。

食後、船内ショップでお土産を見ていると、少し貧血の兆候が出てきました。

酔った感覚はなかったのですが、念の為酔い止めを飲み、アトリウムのソファでしばらく休んでいると、アトリウムが暗くなりプロジェクションマッピングが始まりました。

しかし気分が悪かったわたしはアトリウムのソファに座っているにもかかわらず、体調がすぐれなかったので残念ながら見ることはできませんでした。

↑友人に送ってもらったプロジェクションマッピングの画像です。

プロジェクションマッピングの時は、アトリウムの大階段が観客席に変わっていましたよ。

アトリウムの紹介

客室

わたしたちが予約したプライベートツインのお部屋は、とても清潔感があり和な内装が素敵なお部屋でした。

さんふらわあくれない船内図

ひと区画にプライベートツイン2部屋とプライベートシングルツインが2部屋の4部屋あり、この4部屋のブースに入るための扉の鍵が、乗船の時に使用したQRコードとなります。

このブースにはひとつ簡易の洗面台がありますが、歯を磨いたりする時は化粧室に洗面のコーナーがたくさんあるのでそちらに行きます。

↓グループ和室とプライベートの客室入り口(6階)

客室までの廊下に貴重品ロッカーがあります。

↓客室前の廊下

↓客室ブース(4部屋)に入る入り口。

客室案内図の下にあるバーコードリーダーにQRコードをかざすとドアが開きます。

↓ドアが開くとこんな感じ。

↓部屋ごとにアコーディオンカーテンで仕切られています。

↓ブース内には小さな洗面台があります。

ちなみに化粧室にある洗面台などは、排水口の蓋を閉じることができないので、念のために持って行った百均の髪の毛ポイ捨てシールが役に立ちました。

こんなやつ↓

個々の部屋は簡易的な内鍵はかけれますが、個別で外鍵はかけれません

部屋を出る時は貴重品は持って出るか、貴重品ロッカーがあるのでそちらを使うのもおすすめです。

室内は広い空間ではありませんが、和の内装が可愛く音も比較的静かでとても落ち着ける空間でした。

テレビは備品のイヤホンを使って楽しめますが、電波が不安定なのでよくフリーズします笑

↓客室。

朝の状態なので乱れてます。笑

備品

部屋ごとに用意してくれている備品が違うので、公式サイトで確認しておくと安心です。

プライベートツインはスリッパ、フェイスタオル、歯ブラシ、テレビ用イヤホンでした。

スリッパはビジネスホテルによくある使い捨てのものとは違い、底が厚いしっかりした作りのものでした。

部屋にはハンガーは4つ、ゴミ箱、ティッシュ、手元灯があり、コンセントもあるのでスマホなどの充電ができます。

姿見の横にもコンセントがあり、こちらは朝のヘアセットに役立ちました。

明石海峡大橋のライトアップ

さんふらわあくれないは、大阪から別府までの間に明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋の3つの橋の下を通過します。

航海の時間が夜のため、橋の下を通過するときは綺麗なライトアップを見ることができるのもさんふらわあの醍醐味です。

時間的にあまり遅いと翌日起きれるか心配だったので、21時頃通過する明石海峡大橋だけ見ることにしました。

初めてライトアップした明石海峡大橋の下を通りましたが、車で渡っている時とは違う景色にとても感動しました。

展望大浴場と朝日

圧巻のライトアップした明石海峡大橋を無事見れたので、こちらも楽しみにしていた展望台浴場へ。

展望台浴場の前にある電光掲示には「こんでいます」との案内が。

あんまり人が多かったらシャワーでいいか、と友人と話していましたが、ロッカーも洗い場も十分な広さがあり、確かに人は多かったですがスペースは十分でした。

朝ももちろん大浴場に行きましたよ〜。

朝の海を眺めながら入る大浴場は、とても開放感がありました

大浴場の洗面コーナーには女優ミラーのような鏡のある個別で使えるブースがあり、こちらは朝のお化粧にとても便利でした。

洗面コーナーにはどこもコンセントがないのですが(わたしには見つけられなかった)、わたしたちが泊まったプライベートツインのお部屋の姿見の横にコンセントがあったのでそれを使ってヘアセットをしました。

お風呂を上がった後すぐに日の出だったので、デッキに出て美しい朝日を堪能しました。

↓デッキから見た朝日

船酔いについて

船での移動となると、気になるのは船酔いですよね。

個人差はあると思いますが、わたしや同行した友人の感想は、じっとしている時や寝転んだ時に若干揺れを感じるぐらいで心配していたほどの揺れはなく、船酔いも大丈夫でした(食べすぎて気分悪くなりましたけどね…)。

おそらく大抵の人は大丈夫だとは思いますが、天候によっては揺れが強くなるかもしれないので、酔い止めは持って行っておくと安心です。

ショップに酔ってから服用しても大丈夫な酔い止めが売っていたのでもし忘れても安心ですね(いつでもあるとは限らないので、できるだけ自分で用意していくことをお勧めします)。

それでも心配な方は、冒頭でも言っていた毎日でんぐり返りを5回すると三半規管が鍛えられるを実践すると船酔いしにくいらしいので試してみてください。

キャンセル料について

実は今回の旅行の時、台風が来ていたので欠航が心配でしたが、速度が遅かったお陰で無事大分に行くことができました。

その時調べたキャンセル料についてです。

天候などにより欠航が決定したら、運賃は無手数料で払い戻しができる

その際は「予約及び空席待ちの確認・変更・取り消しをする」から手続きをします。

また、往復予約の往路が欠航になったため復路を取り消される場合も、取消料は発生しないので安心です。

なお、欠航決定前の払い戻しには手数料が発生するので、そこは注意です。

もし台風などで欠航が決まった場合は電話やメールで連絡してくれるみたいです。

親切ですね。

予約の取り消しや欠航が決まる前はキャンセル料がかかる

取り消し手数料は、運賃支払い済みの予約番号1件につき下記①②の手数料がかかります(令和6年9月現在)。

①【 取消手数料 】
予約番号発行から乗船指定日の7日前まで:200円
乗船指定日の6日前から2日前まで:券面記載金額の10%
乗船指定日の前日から出航時刻まで:券面記載金額の30%
出航後:券面記載金額の100%

②【 払戻事務手数料 】

欠航時やキャンセル時の返金方法

・インターネット上での返金(クレジットカード払い以外の方)は、株式会社イーコンテクストの送金サービス「CASH POST(キャッシュポスト)」を利用し、指定の銀行口座へ返金されます。

予約取消手続き後に、送金手続きに必要な受付番号がメールで届きます。
・銀行口座への払い戻しの際、差し引き額が0円以下となる場合の振り込みはありません。

振込手続き完了までに最長2週間程度かかる場合があるようです。

最後に

↓別府港着岸時のフェリーの窓から見える景色です。

朝7時前に大分の別府ターミナルに到着し、楽しかった船旅も終了。

途中、貧血で体調を崩したものの、総じて素晴らしい体験でした。

次回のフェリー旅では、さらに計画的に楽しみたいと思います。

フェリーは移動手段としてだけでなく、旅そのものとしても楽しめるので、皆さんにもぜひおすすめです!

また、ペットがいてなかなか旅行に行きたいけど行けない…という方も、大阪〜志布志(鹿児島)・神戸〜大分航路ではウィズペットルームというペットと一緒にいられる客室もあるので、そちらもおすすめですよ!

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